はじめに
統計について記述したいと思うとき、通常の表記モードでは、このブログの投稿画面上でも、ワード、パワポ、excelでも、難しいという壁に当たりました。
皆さんどうやって記述しているのだろうと調べると、一番ヒットしたのは、下記のMathJax-Latexの使用だったので、試行しました。
MathJax-Latexの数式一覧を記載してくれている記事はあるのですが、
統計の数式表記に特化した記事はなかなか見つかりませんでした。
なので、この記事でははじめに練習から、次に統計表記で私がよく使う数式を覚書のために記述しました。
MathJax-Latex導入方法
①WordPressプラグインからMathJax-Latexをインストール、有効化
②WordPressの管理画面>設定>MahJax-Latex>「Force Load」に☑を入れる。
これで、数式入力のたびに (mathjax)(実際は()でなく[]で囲む)というショートコードを記入せずに済む。
参考にしたサイト:

数式の表記方法 単独表記ver 練習
【基本操作(全共通)】以下の記述の最初と最後に$$をつける(スペース不要)
記述:\frac{1}{1-a}
表記:$$\frac{1}{1-a}$$
記述: A(x) = a_{0}+a_{1}x+a_{2}x^{2}
表記:$$ A(x) = a_{0}+a_{1}x+a_{2}x^{2} $$
記述:\sqrt[3]{4x}
表記:$$\sqrt[3]{4x}$$
記述:\displaystyle \sum_{k=1}^{n}k^2
表記:$$\displaystyle \sum_{k=1}^{n}k^2$$
数式の表記方法 行内に数式を入れるver 練習
【基本操作(全共通)】

表記:

記述:
数式を\(と\)で挟みます。まず\(\frac{1}{1-a}\)を組み込みます。次は\(A(x) = a_{0}+a_{1}x+a_{2}x^{2}\)です。\(\sqrt[3]{4x}\)、さらには\(\displaystyle \sum_{k=1}^{n}k^2\)も入れてみます。
※「\+(」, 「\+)」の組み合わせが、投稿画面では空白表示となりました。MahJax-Latexの設定で「Force Load」に☑を入れているためと思われます。
失敗例
記述(失敗): \sum_{k=1}^{n} A_k
表記:$$ \sum_{k=1}^{n} A_k
$$
他のサイトから数式をコピーして失敗した例。下記成功例と数式自体は変わらないが、フォントが異なるのが要因と思われる。
記述(成功):\sum_{k=1}^{n}A_k
表記:$$\sum_{k=1}^{n}A_k$$
統計表記にチャレンジ!
記述:z=\frac{(\overline{x_{1}}-\overline{x_{2}})-(\mu_{1}-\mu_{2})}{\sigma\sqrt{\frac{1}{n}-\frac{2}{n}}}
表記:$$z=\frac{(\overline{x_{1}}-\overline{x_{2}})-(\mu_{1}-\mu_{2})}{\sigma\sqrt{\frac{1}{n}-\frac{2}{n}}}$$
記述:SE=u\sqrt{\frac{1}{n_1}+\frac{1}{n_2}}
表記:$$SE=u\sqrt{\frac{1}{n_1}+\frac{1}{n_2}}$$
文章中の数式表記
記述:

表記:
正規分布する母集団から取り出したn個の標本データから計算される平均値は、母集団の正規分布N(μ,\(\sigma^2)\)とは分散、すなわち\(\sigma^2\)が異なり、\(\frac{1}{n}\)だけ小さい分散\(\frac{σ^2}{n}\)になるという性質がある。分散\(\frac{σ^2}{n}\)の平方根を取れば標本平均の標準偏差である\(\frac{1}{\sqrt{n}}\)が求められる。
数式練習のため参考にしたサイト
下記のサイトに数式一覧が記載されていたため、参考にさせて貰いました。